番号 | 意見書第8号 | 議決年月日 | 平成22年3月25日 |
---|---|---|---|
議決結果 | 可決 | ||
意見書第8号 農作業事故を撲滅するための法整備を求める意見書案 農作業事故を撲滅するための法整備を求める意見書 我が国の農業も機械化が進み、トラクターをはじめコンバイン田植機などの大型化が進んでいる。しかしながらそれに伴い農作業中の事故も後を絶たない。ここ10年ぐらいは全国で毎年400名前後の方が農作業中に死亡しており、10万人あたりの死亡率は建設業以上の高率で発生している。 負傷者については報告義務がないため統計も取られていない。そのため、農業機械メーカーも安全に対する努力を行っていないのが現状である。 また、農作業事故を未然に防ぐための予算も付いていないというのが現状である。 よって、政府においては、農作業事故撲滅のため下記の施策を実施するよう強く求める。 記 1.農作業事故の報告を義務づける法律を大至急整備すること。 2.農業機械メーカーに対して安全対策を義務づけるよう指導監督すること。 3.農業災害防止協会を設立し農作業事故をゼロにするための推進体制を整備すること。 4.農作業事故を撲滅するための予算を十分に確保し、地方自治体にも十分な予算措置を講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成22年3月25日 佐賀市議会 財務大臣 農林水産大臣 宛 |